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烏坎村村長 罪を認めるよう強要される

2016年06月22日

【新唐人2016年06月22日】

「民主の村」と呼ばれる中国広東省烏坎村の村長、林祖恋氏が当局に収賄容疑で拘束された事件をめぐり、村の若者らが林氏釈放を求めてデモ行進を行った。一方、当局は林氏の「自供」映像を公開した。そのほか、香港メディアの記者が当局者に罵倒され取材を阻止される場面もあった。

 

烏坎村の若者らが21日、林氏の釈放を求めデモ行進を行った。5年前に土地返還要求運動が起こって以来の権利闘争である。当局は飴とムチで運動を阻止しようとしている。

 

同日、当局は林氏が罪を認める映像を公表したが、ネットでは「罪を認めるよう強要されている」との声が噴出している。

 

また、現地で取材に当たっていた香港の記者が当局者から報道させないとの脅しを受けたことにも、非難の声が挙がっている。

 

銭漢沛・東海鎮副鎮長と香港人記者のやり取り

筆記するなと言ってるんだ、(あなたが手を出したんじゃないか)、(同僚を殴るな)、(殴ったら問題ですよ)、(報道許可証を持ってるよ)、やめろ、(撮影していませんよ)、(やめろ、殴るんじゃない)、(殴ったら警察に通報する)、通報するなら通報してみろ。

 

外国メディアの報道によれば、中国国内では政府の土地収用をめぐり年間数千件の衝突が発生している。そのうち5年前に発生した烏坎事件は、当局が村長直接選挙を認めため、民衆の圧力が権力に打ち勝った象徴的な事件であると見なされている。

 

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160621/video/174099.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/李)

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